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見守りサービスの選び方と費用。月500円から7,700円まで、何が違うのか

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月額は500円ほどから7,700円までひらきます。この差は機械の性能ではなく、異常を見つけたあと、人が動くかどうかの差です。知らせを受け取る人がいない場合は、警備会社が来る型が残ります。 65歳以上なら、市区町村の制度も使えます。 知らせが誰に行くか、人が来るか、最初にいくら払うか。この3つで候補は2つか3つに絞れます。 そのうえで、市区町村に貸し出しや補助があるかを確かめます。

月500円から7,700円まで。値段の差は、見つけたあと誰が動くかの差です

見守りサービスの月額は、安いもので495円、高いもので7,700円です。15倍ひらきます。 安いものは登録した先へ知らせを送るところまで、高いものは警備員が家まで来るところまでを含みます。 どこまでやってもらうかで、値段が決まります。

値段と並んで効くのが、気づいてもらえるまでの時間です。押せばすぐのものから、 月に一度の訪問まで誰も来ないものまであります。

型毎月気づくまで
電球やセンサー495円〜7,700円丸一日
電気・ガス・水道726円〜2,200円丸一日
電話やアプリ1,070円〜1,280円毎日、決めた時刻
訪問1,738円〜2,500円次に来る日まで(月1回なら最長1か月)
通報ボタン1,870円〜6,028円押せばすぐ/押せないと知らせは行きません

最初に払うお金は、型ではなく商品ごとに違います。月額が安い商品ほど機械を買う形になっていて、 通報ボタンの型では7万円ほどかかることがあります。 電球やセンサーの型は0円から11,000円ほど、訪問や電話の型は0円のものが多く、 水道メーターに機械を付ける商品は27,500円かかります。

電球やセンサーの型は、電球にセンサーが入っていて、 いつもどおり点けたり消したりするだけで伝わります。丸一日動きがなければ、登録した先へ知らせが行きます。

電気・ガス・水道の使用量を見る型も同じ考え方です。電気やガスの商品は、 家に機械を取り付けなくて済みます。水道の商品は、水道メーターに機械を付けます。

電話やアプリの型は、決まった時間に自動で電話がかかってきて、出たかどうかが記録されます。 出なければ、登録した先へ連絡が行きます。訪問の型は、月に一度、人が家に来て様子を見て報告します。

通報ボタンの型で押すのは、胸にかけるペンダントや壁の装置です。 つながる先は受信センターといって、電話を24時間受けている場所です。 警備会社が持っているところと、市区町村が委託しているところがあります。押すとすぐに人が出ます。

押せない状態で倒れたときのために、動きを見るセンサーが付いた商品もあります。 付いていない商品は、押さないと何も起きません。 また、通報ボタンの型には固定電話の回線を使うものがあり、解約していると申し込めません。 携帯の回線で動くものもあります。

押せずに倒れたとき、通報ボタンだけの商品では知らせが行かない。動きを見るセンサーの型は丸一日で知らせが行き、月1回の訪問の型は次に来る日まで誰も来ない。

値段の幅が広いのは、同じ型の中でも含むものが違うからです。通報ボタンの型でいえば、 安いものは装置を買い取り、高いものは電話での定期連絡がついています。

知らせを受け取る人がいるかで、選べる型が変わります

機械が異常に気づいたあと、その知らせがどこへ行くのか。安い型は、登録した相手のメールや電話に送るところまでで終わります。送る先を書ける人は、この型が使えます。書けない場合は、警備員が来る型と、 受信センターが受ける型の2つが残ります。

知らせたあとの動きは、大きく5通りに分かれます。

見つけたあと受け取る人その先
知らせるだけ要る受け取った人が動く
順に電話する要る本人、次に登録先へかける
代わりに訪ねる要る受け取った人が頼むと訪問する
警備員が来る要らない警備会社の人が家まで来る
役所や消防へ要らない受信センターが救急や市区町村へ連絡する

はじめの3つは受け取る人が要ります。頼める相手が一人もいない場合、残るのは下の2つです。 この2つは警備会社と、生活協同組合の一部が扱っています。 月額が高いのは、待機している人の分が入っているからです。市区町村も装置を貸し出しています。

頼れる家族がいない人の実態調査2026 — 回答者の声

「孤立死することは悪いことでしょうか。」
茨城県・60代・男性

なお、受け取る人を親族に限っている会社ばかりではありません。 ヤマト運輸のクロネコ見守りサービスは、本人の同意があれば知人や友人でも登録できると案内しています。 パルシステムの見守り安心サービスは、申し込めるのが組合員か、その親族です。 自分が組合員になれば、自分の見守りを自分で申し込めます。 続柄の条件を公式サイトに書いていない会社が多いので、電話で聞いてみてください。

契約のときに、駆けつけたあとの連絡先として親族の名前を求める会社と、求めない会社があります。 契約の前に「連絡先を書けなくても申し込めますか」と聞いてみてください。 頼み先の考え方は孤独死を防ぐ見守りの全体にまとめています。

買うか借りるかは、6年で入れ替わります

通報ボタンの型には、装置を買う形と借りる形があります。買う形は月額が安いかわりに、 最初に7万円ほどかかります。借りる形は最初のお金がほとんどかからないかわりに、月額が高くなります。

払った合計で見ると、6年より長く続けるなら買う形が安く、6年より短いなら借りる形が安くなります。これは1社の金額での話です。ほかの会社なら、 装置代 ÷(借りる月額 − 買う月額)で、並ぶまでの月数が出ます。

装置を買う形は最初に7万円ほどかかるかわりに月額が安い。借りる形は最初がほとんどかからないかわりに月額が高い。3年では借りる形が安く、6年で払った合計が並び、10年では買う形が安くなる。

6年という数字が使えるのは、いつまで続けるかを自分で決められるからです。 60代で始めて70代まで続けるつもりなら、買う形のほうが安く上がります。 いまの住まいに何年いるか決まっていない、介護施設に移るかもしれない、というときは借りる形です。

表に出ていないお金がひとつあります。カメラやセンサーの型には、 家にインターネットの回線が要るものがあります。回線をひいていない場合、その料金が別にかかります。

駆けつけのお金は、無料になる範囲を先に確かめます

警備員が家まで来る形は、来るたびにお金がかかる会社があります。1回5,500円から11,000円ほどです。 月額に含まれていて何度呼んでも変わらない会社もあります。 同じ「駆けつけあり」でも、来るたびのお金は警備会社ごとにまったく違います。

よくある分け方は、ボタンを押して呼んだときは無料、センサーが反応して来たときは有料、というものです。 呼ぶたびにお金がかかるかわりに、救急車を呼ぶかどうかの判断まで引き受ける会社もあります。

ここを先に確かめておきたいのは、金額そのものより、押すときの迷いをなくすためです。押すのをためらう仕組みは、付けていないのと同じことになります。無料になる場合を先に聞いておくと、迷わず押せます。

駆けつけた人が家に入れるかどうかも、あわせて確かめるところです。 鍵を預けておけば、そのまま家に入れます。警備会社に預ける形なら、別のお金はかかりません。 預かり方は警備会社ごとに違います。どこに保管するのか、開けるのはどんなときかが、契約の前の確かめどころです。

警備会社に預けず、玄関に暗証番号式のキーボックスを付ける形もあります。 こちらは自分で買って取り付けるので、その代金が別にかかります。 ホームセンターや通販で売っている箱で、数千円のものが中心です。

駆けつけたあとに続く手続き

駆けつけて救急車を呼んだあと、運ばれた先の病院では、保証人や連絡先の欄を埋めるよう言われます。 頼む相手がいない場合にできることは、入院の保証人がいないときにまとめています。

市区町村の制度はいちばん安く、協力員を求めない自治体もあります

多くは65歳以上でひとり暮らしの方が対象です。65歳になるまでは、民間の商品から選ぶことになります。

押すと消防や受信センターにつながる装置を、市区町村が貸し出しています。 無料から月2,500円ほどで、駆けつけまで付いた民間の商品より安く済みます。 住民税が非課税の方は無料になる市区町村が多くあります。

ただし申し込みのときに、緊急のときに駆けつけてくれる協力員や緊急連絡先を、 2〜3名書くように求められることがあります。 3分の2ほどの市区町村が、この協力員を求めています。

協力員を求めない市区町村もあります。警備会社が駆けつける方式にしているところや、 受信センターに鍵を預ける方式にしているところです。 高齢者福祉の担当課で、協力員に書ける人がいないことをそのまま伝えてみてください。 鍵を預かる方式や、警備会社が駆けつける方式を案内されます。

頼れる家族がいない人の実態調査2026 — 回答者の声

「何かあったときどうすればよいか」
栃木県・60代・男性

もうひとつ、貸し出しそのものをやめる市区町村が出てきています。 2024年に固定電話の回線のつくりが変わり、市区町村が貸していた古い装置だけが使えなくなりました。 家庭の電話の使い方は変わりません。 千葉市は2026年10月30日で新しい申し込みを止めます。仙台市は協力員の方式をやめて、 警備会社が駆けつける方式に切り替えました。練馬区は、民間の見守りに払うお金を補助する形にしています。

補助に変わっている場合、選ぶのは民間の商品です。 練馬区の見守りICT機器の助成は、機器の最初にかかった額で、上限1万円。1世帯につき1回です。 通報ボタンの型を7万円で買うなら、1万円が出て、残りの6万円は自分で払います。

担当課では「いくらまで出ますか」「どの商品が対象ですか」の2つを聞くと、民間の商品と比べられます。

1年でいくら出ていくかにそろえると、順番が入れ替わります

値段の比べ方は、月額ではなく1年分にそろえる形です。 月額に12を掛けて、最初のお金を続けるつもりの年数で割って足します。 1回も呼ばない年もあるので、心配なら、駆けつけ1回分を足しておけば十分です。

知らせを受け取る人がいない場合で数えると、月1,870円の通報ボタンに装置代を6年で割った分を足して、 駆けつけを一度も呼ばなければ1年で3万5千円ほどです。 1回呼ぶと、そこに駆けつけ1回分が足されます。

1年分にそろえると、安く見えていた商品と高く見えていた商品の順番が入れ替わることがあります。 月495円の商品でも、インターネットの回線を新しくひいて月2,000円かかれば、 月2,500円の商品と変わりません。

よく聞かれること

途中でやめられますか

やめられます。1か月ごとに区切る商品が多く、翌月からの解約を受け付ける形です。ただし2年つづける約束の商品があり、途中でやめると解約のお金がかかります。申し込む前に確かめたいのは、何年しばられるかと、途中でやめたときにかかるお金の2つです。

買った装置は、やめても引き取ってもらえません。下取りもないので、装置代は戻らないものとして考えます。借りている場合は返します。

市区町村の補助は、どこで聞けますか

高齢者福祉の担当課か、地域包括支援センターです。「見守りの機械の費用に補助はありますか」と聞くと、貸し出しの制度があるか、補助の制度があるか、どちらもないかが分かります。補助の場合は対象になる商品が決められていることがあるので、契約する前に聞く順番になります。

機械の操作が苦手です

押すだけの装置と、設定が要る装置に分かれます。ペンダント型の通報ボタンは、押す以外の操作がありません。電球の型は、いつもどおり電気をつけたり消したりするだけです。設定が要るのはカメラやアプリを使う型で、そちらは家族が離れて見る前提の作りになっています。自分のために使うなら、押すだけの型か、何もしなくてよい型が合います。

民間と市区町村の両方に申し込めますか

申し込めます。市区町村の制度が装置の貸し出しだけで、駆けつけが付いていない場合、駆けつけの部分を民間で足す形になります。ただし補助を受ける場合は、同じ出費に二重には出ません。まず市区町村の担当課で条件を聞いて、足りない部分を民間で埋める順で見ます。